盗まれやすい車種と手口警察庁の車名別のデータ・盗まれた場所・対策の道具・車両保険
ピークの2003年(64,223件)の1割以下ですが、2022年から増えています
盗まれた台数が多い車種(2025年)
| 車名 | 2025年台 | 2024年台 | 千台 あたり |
|---|---|---|---|
| 1ランドクルーザートヨタ | 1,177 | 1,064 | 3.5 |
| 2プリウストヨタ | 424 | 539 | 0.2 |
| 3アルファードトヨタ | 303 | 488 | 0.4 |
| 4ハイエーストヨタ | 209 | 170 | 0.2 |
| 5レクサスRXトヨタ | 209 | 165 | 1.7 |
| 6レクサスLXトヨタ | 195 | 230 | 19.7 |
| 7クラウントヨタ | 173 | 101 | 0.2 |
| 8ハイゼットダイハツ | 114 | 103 | — |
| 9レクサスLSトヨタ | 108 | 76 | 1.4 |
| 10キャリイスズキ | 92 | 96 | — |
「千台あたり」は、その車名の持っている台数1,000台のうち盗まれた台数(軽自動車は台数のデータがないため「—」)。台数ではランドクルーザーが最も多く、割合ではレクサスLXが最も高くなっています。盗難台数は、車名の分かる車の台数で、未遂を含まないため、自動車盗の件数とは違います。新しい年式の車のほか、古い年式の車やトラックが狙われることもあります。
2026年1〜6月の車種
| 車名 | 2026年1〜6月台 | 2025年1〜6月台 |
|---|---|---|
| 1ランドクルーザートヨタ | 219 | 765 |
| 2プリウストヨタ | 170 | 289 |
| 3アルファードトヨタ | 97 | 191 |
| 4ハイエーストヨタ | 92 | 97 |
| 5ハイゼットダイハツ | 56 | 38 |
| 6クラウントヨタ | 50 | 107 |
| 7レクサスRXトヨタ | 48 | 141 |
| 8レクサスLSトヨタ | 45 | 55 |
| 9キャリイスズキ | 40 | 43 |
| 10ヴェルファイアトヨタ | 38 | 37 |
上位の車種の移り変わり
| 車名 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|
| ランドクルーザー | 710 | 643 | 1,064 | 1,177 |
| プリウス | 477 | 428 | 539 | 424 |
| アルファード | 330 | 700 | 488 | 303 |
| レクサスLX | 344 | 261 | 230 | 195 |
| ハイエース | 134 | 187 | 170 | 209 |
| レクサスRX | 188 | 88 | 165 | 209 |
| クラウン | 139 | 81 | 101 | 173 |
単位は台。2023年はアルファードが最も多く、2024・2025年はランドクルーザーが最も多くなっています。
自動車盗の件数の推移
- 21,5292013
- 16,1042014
- 13,8212015
- 11,6552016
- 10,2132017
- 8,6282018
- 7,1432019
- 5,2102020
- 5,1822021
- 5,7342022
- 5,7622023
- 6,0802024
- 6,3862025
2013年からの全国の件数。2003年の64,223件がいちばん多く、2025年の検挙率は37.3%です。
盗まれた場所(2025年)
- 自宅(一般住宅)2,885件・45.2%
- 駐車場1,780件・27.9%
- 道路200件・3.1%
- そのほか1,521件・23.8%
自宅での被害の割合は、2003年の8.7%から2025年は45.2%と、いちばん高くなっています。
都道府県ごとの件数(2025年)
件数の多い5県(愛知・埼玉・神奈川・茨城・千葉)で全体の55.4%です。並びは都道府県の順です。
47都道府県の件数を見る
| 都道府県 | 2025年 | 2024年 | 前の年から |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 78 | 93 | −16.1% |
| 青森 | 19 | 17 | +11.8% |
| 岩手 | 11 | 15 | −26.7% |
| 宮城 | 36 | 32 | +12.5% |
| 秋田 | 3 | 5 | −40.0% |
| 山形 | 10 | 5 | +100.0% |
| 福島 | 56 | 104 | −46.2% |
| 茨城 | 540 | 567 | −4.8% |
| 栃木 | 291 | 318 | −8.5% |
| 群馬 | 323 | 274 | +17.9% |
| 埼玉 | 756 | 781 | −3.2% |
| 千葉 | 539 | 706 | −23.7% |
| 東京 | 164 | 223 | −26.5% |
| 神奈川 | 649 | 536 | +21.1% |
| 新潟 | 27 | 34 | −20.6% |
| 富山 | 24 | 16 | +50.0% |
| 石川 | 30 | 11 | +172.7% |
| 福井 | 10 | 4 | +150.0% |
| 山梨 | 24 | 48 | −50.0% |
| 長野 | 93 | 58 | +60.3% |
| 岐阜 | 173 | 127 | +36.2% |
| 静岡 | 221 | 79 | +179.7% |
| 愛知 | 1,051 | 866 | +21.4% |
| 三重 | 91 | 76 | +19.7% |
| 滋賀 | 60 | 56 | +7.1% |
| 京都 | 61 | 50 | +22.0% |
| 大阪 | 526 | 417 | +26.1% |
| 兵庫 | 118 | 150 | −21.3% |
| 奈良 | 25 | 36 | −30.6% |
| 和歌山 | 15 | 9 | +66.7% |
| 鳥取 | 5 | 7 | −28.6% |
| 島根 | 5 | 3 | +66.7% |
| 岡山 | 57 | 51 | +11.8% |
| 広島 | 22 | 18 | +22.2% |
| 山口 | 6 | 18 | −66.7% |
| 徳島 | 5 | 9 | −44.4% |
| 香川 | 21 | 7 | +200.0% |
| 愛媛 | 19 | 18 | +5.6% |
| 高知 | 6 | 11 | −45.5% |
| 福岡 | 59 | 63 | −6.3% |
| 佐賀 | 5 | 20 | −75.0% |
| 長崎 | 7 | 8 | −12.5% |
| 熊本 | 18 | 20 | −10.0% |
| 大分 | 11 | 10 | +10.0% |
| 宮崎 | 10 | 9 | +11.1% |
| 鹿児島 | 46 | 37 | +24.3% |
| 沖縄 | 60 | 58 | +3.4% |
東京都と埼玉県は、区市町村ごとの件数を地域の治安のページに載せています。
主な手口
警察庁が挙げている、主な手口です(くわしいやり方は載せません)。
- CANインベーダー:特殊な機器で車の電子制御の仕組みに不正な信号を送り、ドアのロックを開けてエンジンをかける
- リレーアタック:家の中や玄関先に置いたスマートキーの弱い電波を、特殊な機器で中継してロックを開け、エンジンをかける
- キープログラマー:車内に入り、特殊な機器でキーを複製する
- 隠したスペアキー:車体に磁石などで隠したスペアキーを探し出す
- 家に入ってキーを盗む・レッカーで丸ごと運ぶ・鍵を預かる施設で持ち主になりすましてキーを受け取る
警察庁が勧める対策
- 複数の対策を組み合わせる:警報装置、ハンドルロック・タイヤロックなどの固定器具、GPS追跡装置。防犯ステッカー、車種を分からなくするボディカバーも
- スマートキーの置き場所:玄関先に置かず、電波を遮るケースに入れる
- 自宅の駐車場:センサーライト・防犯カメラ・車止めのポールを付ける。自宅以外では、見通しがよく、防犯カメラや照明のある管理された駐車場を使う
- 短い時間でも:窓を閉めてドアをロックし、貴重品は車に置かない
- ナンバープレート:部品ねらいの39.7%はナンバープレートの被害(2025年)。盗難防止ネジで留める
盗まれたときと車両保険
- 補償されるか:一般の車両保険は、危険(リスク)の種類を問わずに保険金を支払います。補償の範囲を絞った型(エコノミー特約など)は、範囲が保険会社によって違うので、入っている保険の約款で確かめましょう(日本損害保険協会の説明)
- 等級:盗難で車両保険の保険金を受け取ると、次の契約の等級が1つ下がり、1年間は事故があった人の割引率になります(日本損害保険協会の説明)
- 保険金と車:盗難の保険金はふつう全損として支払われ、車の持ち主は保険会社に移ります。約款で決まった日数(例:60日)のうちに車が見つかれば、保険金を返して車を返してもらえます(同)
- 車の中の物:車に置いていたカード・免許証・携帯電話が悪用されることもあります(警察庁)。貴重品は車に置かないようにしましょう
よくある質問
いちばん盗まれている車種は何ですか?
警察庁の資料では、2025年の盗難台数がいちばん多い車種はトヨタのランドクルーザー(1,177台)で、プリウス・アルファードが続きます。持っている台数に対する割合(千台あたり)はレクサスLXがいちばん高く、1,000台に約20台が盗まれた計算です。
車はどこで盗まれることが多いですか?
2025年は、自宅(一般住宅)での被害が全体の45.2%で最も多く、2003年の8.7%から大きく増えています。自宅の駐車場の対策が大切です。
キーを持っていても盗まれますか?
2025年の自動車盗のうち77.8%(約4台に3台)は、キーが車に残っていない状態での被害でした。警察庁は、リレーアタックやCANインベーダーなど特殊な機器を使う手口があるとして、複数の対策を組み合わせるよう呼びかけています。
盗まれた車は車両保険で補償されますか?
日本損害保険協会の説明では、一般の車両保険は、危険(リスク)の種類を問わずに保険金を支払います。補償の範囲を絞った型(エコノミー特約など)は、範囲が保険会社によって違うので、入っている保険の約款で確かめてください。盗難で車両保険の保険金を受け取ると、次の契約の等級が1つ下がります(1等級ダウン事故)。
防犯カメラやセンサーライトに補助金は出ますか?
自宅に防犯カメラやセンサーライトを付ける費用を補助している区市町村があります。対象の機器や条件は区市町村ごとに違うので、防犯の補助金で住んでいる区市町村を確かめてください。
出典:警察庁「自動車盗難等の発生状況等について」(令和8年2月、https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/bouhan/car/2026zidoushatounan.pdf)・「令和8年上半期における車名別盗難台数の状況」(令和8年7月、https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/bouhan/car/R8kamihankiniokerusyameibetutounandaisuunojyoukyou.pdf)、日本損害保険協会「損害保険Q&A」(くるまの保険 問23・問45・問47)。防犯くらべが、割合などを計算して作成しました。